皆さんはどうやってお金を増やしていますか?
「簡単に増やせれば苦労はない」
と、それはそうなのですが、普段の生活の中でもいろいろな支払いに追われ、その基盤となるお金がどうしても苦しくなることもあると思います。
今回から、「お金の増やし方」ということで、日常生活の中でどいうやってお金を増やしていくのかを勉強していきたいと思います。
まずはその基本として、『銀行預金と金利』という誰もが利用したことがあるであろうものから、そもそもの銀行預金の意味、金利とは何か、インフラ(物価上昇)とどう関係してくるのかなどを、初心者でも分かりやすいように、簡単にまとめていきたいと思います。
「普通とか定期とか何?」
「金利とか利息とかって何?」
「お金の価値って何?」
そんな方でも基本を知って、今の資金繰りをどうするか一緒に考えていきましょう!
前回の『雇用保険』はこちらから
この学びたいシリーズでは、実際に調べながら記事の内容を書いています。
左の吹き出しは、調べながらぼくが思った事をお色直しして載せています。
右の吹き出しは、テーマを学ぶにあたり必要な事をそのつどAIに聞いて、記事全体の流れに必要だと思った部分を書き出しています。
銀行預金と金利って何?

ぎんつばさん、前回まででいわゆる「社会保険」については一通り学べたのではないでしょうか?

うん、あくまで初歩的なことだけだけど、「健康保険、年金、介護保険、雇用保険」についてはイメージできてるかな。

でしたらその流れで、これから「お金の増やし方」について学ぶのはどうでしょうか?
言ってしまえばお金がないと、結局保険料も払えませんし、その大元を増やす考えというのは大事なことですよ!

確かに!
・・っても株とかそういうのはよく分かんないよ。
今だったらNISAとかが鉄板な感じだけど。

ではまずお金を増やすことの基本として、『銀行預金』から解説していきましょう。
誰もがお世話になる銀行、その仕組みを少しだけ知れば、お金がどう増えるかもイメージしやすいかもしれません。
そもそも銀行預金って何?

なるほど。
なら早速で申し訳ないですが、「銀行預金とは何でしょうか?」
(我ながらなんて不躾な質問だ・・)

銀行預金はひと言で言うと、「銀行にお金を貸して、安全に管理してもらう仕組み」のことです。
イメージとして、“預金”という字のごとく、「お金を預けている」と思われるでしょうが、細かく訂正すると、銀行にお金を「貸している」状態にあります。

へぇ~なるほど、・・っても普段会話の中なら、“預ける”って言っちゃうし、それが間違いって話でもないよね。
貸すにしろ、安全に管理してくれるなら問題ないしね。
では簡単に、銀行預金の役割を3つ解説していきましょう。

- お金の保管
自宅での保管とは違い、盗難や火災のリスクがない。
もし銀行が破綻した場合でも、ペイオフ(預金保険制度)により、口座を開設している銀行1つごとに1,000万円+利息までは保証されます。 - お金の出し入れ
生活の中で当たり前にやっていることですが、ATMでの引き落としや、クレジットカード決済、公共料金の支払いなど、預金をそのまま財布代わりとして利用できます。 - 利息がつく
これが預金をしている(お金を貸している)メリットです。
預金額やその期間によって、利息(金利)が貰えます。
単純に、「手持ちや家には置いておけない大金も、安全かつ便利に保管・利用できる仕組み」ということですね。

言葉の差異はあれど、まぁイメージ通りだよね。
「預けてるお金で何するか?」っていったら「これ」って感じ。

金利に関しては、物価高などの影響もありますが、とりあえず基本として上の3つを抑えておきましょう。

あんまり銀行に関してよく知らないけど、こっからどう深掘りしてくんだろう・・。
普通預金と定期預金って何が違うの?

では次は、“普通預金”と”定期預金”について解説しましょう。
ぎんつばさんはどちらをお使いですか?

ぼくは普通なので“普通預金”です。

なるほど、ということは、言ってみれば“預金利用の自由度”を取っている状態です。
普通預金と定期預金の違いは、「預けてあるお金を自由使うか、使わない期間を決めて金利を上げるか」の違いになります。
では2種類の預金の違いを見ていきましょう。
■普通預金(いつでも出し入れできる)
- メリット:料金の引き落とし、お給料の引き出しなど、出し入れが自由
- デメリット:金利が低く、預けていてもほぼ増えない
- ポイント:日常使いや急な出費に備え、手元にお金を置いておきたい場合に。
■定期預金(期間を決めて預ける)
- メリット:預けておく期間を最初に決めておくことで、普通預金よりも高い金利を得られる
- デメリット:満期が来るまで、基本その預金は使えない
- ポイント:長い期間、まとまったお金を使う機会がない場合に。
■普通預金と定期預金の比較表
| 項目 | 普通預金 | 定期預金 |
| お金の出し入れ | いつでも自由 | 一定期間手を付けられない |
| 金利 | ほぼない | 普通預金に比べ高め |
| 用途 | 日常使い・緊急時の引き出し | 当分使う予定のないお金の預金 |
| 途中解約 | 解約というものがない | 解約できるが金利が下がる |
※定期預金の場合に途中解約すると、金利が普通預金並みで計算し直されてしまいます。

これを見ると、単純に使わないお金は定期預金に入れとけばいい感じかな。
金利がどれくらいかによるけど、普通預金で預けっぱなしにするよりはお得なんだろうなぁ。

途中解約しても元本(元の預金額)は下回らないので、その時は割り切って考えてしまうのもありです。
ちなみに定期預金は、引き出すことはもちろん、預金を増やすこともできないので、事前にしっかり考えて預金額を設定することが大事です。

まぁ金利が良いからって小まめに増やしてたら銀行側も大変だろうしね。
一番良いのは、数年先に大きい買い物しようって決めておいて、その資金を定期預金にしちゃうことかな。
ちょっとでも増えたらありがたいしね。
金利って何?どのくらいもらえるの?

最初から解説には出てたけど、「金利」について。
定期預金は金利が良いとは言ってたけど、「金利とはどれくらい貰えるのでしょうか?」
それと「そもそも金利とは何か?」についても聞きたいな。

金利とは「銀行にお金を預けた際に、そのお金に対して増えるお金の割合のことです」。
最初に、“銀行にお金を「貸している」状態”だと言いましたが、そのレンタル料だと思えばイメージしやすいです。
また、そのレンタル料の割合のことを“金利”、実際に増えるお金のことを“利息”と呼び分けます。

あ~そういう分け方なんだ!
金利とか利子とか利息とかいろいろ呼び方があると思ってたけど、これでスッキリしたよ。
では金利がどういうものかざっくり分かったところで、実際にどれくらいの額が増えるのかを見ていきましょう。
※ちなみに“利子=利息”と考えて問題ありません。ローンなど、お金を返済する時に“利子”という言葉が使われる印象ですね。

■金利とはざっくりどういうもの?
先に解説していましたが、「預けたお金の利息がどれくらい出るか?」を示す割合のことです。
実際に増えるお金が利息です。
例として、講座に100万円預金したとして、金利が年1%だとすると、1年後に1万円の利息が貰えるという仕組みです。
■普通預金と定期預金の金利の違い
では一般的な銀行を例として、実際にどれくらいの金利があるのかを見ていきましょう。
| 銀行・預金の種類 | 標準金利(年利) | 100万円を1年間預金した場合 |
| メガバンク(普通) | 約0.30%~0.40% | 3,000円~4,000円 |
| メガバンク(定期) | 約0.35%~0.50% | 3,500円~5,000円 |
| 地方銀行(普通) | 約0.30%~0.40% | 3,000円~4,000円 |
| 地方銀行(定期) | 約0.35%~0.50% | 3,500円~5,000円 |
※メガバンクとは三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3大銀行を指します。
表で見ると分かりますが、メガバンクと地方銀行での金利の差はほぼないと考えていいです。
また地方銀行では、期間限定キャンペーンなどで、定期預金の金利が上昇する場合もあります。
銀行にもよりますが、年利0.60%~0.80%になる場合も。
結論、自分が使いやすい銀行を選んでOKです。

昔は金利が0.001%、100万円を1年間預けても10円しか増えない時代もありましたが、今では上の表ほどには回復しています。
それでも普通預金で0.30%ほどなので、これを高いと見るか安いと見るかは人によるかと思います。

ふむふむ、金利が高ければそれに越したことはないけど、そんなこと言ってたらキリがないしね。
銀行を選ぶなら、金利はあまり気にせず自分の使いやすさで選べばいいかな。
ネット銀行と普通の銀行って何が違うの?

ぎんつばさんはネット銀行を使ったことはありますか?

ないかな。
便利そうだけど、銀行自体そんな頻繁に行かないし、普通の銀行だけだよ。

実は先ほどの“金利”の話につながるところもあるのですが、ネット銀行は、普通の銀行に比べて金利が高く設定されています。
「少しでも金利が高い方が良い!」
という方のために、次はネット銀行について解説していきましょう。
ネット銀行とは、その名の通りネットでのみ利用できる、言い換えれば実店舗を持たない銀行です。
一般的な銀行との違いや、金利が高い理由について簡単に解説してみましょう。
■普通の銀行とネット銀行の違いは?
先ほども言いましたが、実店舗があるかどうかということが、一番大きな違いです。
普通の銀行が、各市町村にあり、窓口で行員が対応してくれるのに対し、講座の開設や振り込みなど、パソコンやスマホなどで、全てネット上で完結させる仕組みです。
■ネット銀行の金利が高い理由
上記のネット銀行の概要通り、全てネット上で行うため、人件費がかかりません。
店舗もないので家賃もなく、その分のコストを金利に回すことができるんですね。
定期預金など、条件次第では、年利が1.0%(100万円を1年間預けたら1万円貰える)になることも。
■ネット銀行のメリット・デメリット
- メリット:金利が高い、24時間いつでも操作ができる、手数料が無料になる場合が多いなど
- デメリット:紙の通帳が発行されず確認しにくい、窓口がないため対人でのやり取りができない
金融庁の許可の元営業しているので、安全性もあります。
しかし文字通り“ネット上でのみ”の営業なので、インターネットに慣れていない方には使いづらいという点もあります。

金利たっか!!
これならネット銀行で口座開設してもいいと思えるね!
ちょっと現金だけど・・。

人に相談できないので、初めての口座開設には不向きかもしれませんが、預金を分けたり、定期預金としてまとまったお金を預けるにはとてもお得な選択だと思います。

ふむ・・・、・・でも気になったんだけど、例えば銀行にペイオフしてもらえるギリギリの1,000万円預けてたとして、それで10年くらい定期で預けてたとしても、そこまで大げさには預金額って増えないよね・・。

確かに、金利はレンタル料だと説明しましたが、それだけで満足いく額が貰えるかは人によるところだと思います。
さらにインフレによる変化もあるので、「銀行にお金を預けておくだけで、その価値が保たれるかどうか」という問題もあります。
お金を預けるだけでいいの?

インフレ、・・物価高だよねぇ・・。
じゃあ銀行に預金しておくだけじゃマズいってこと?

「インフレについていけない=お金の価値が下がる」という意味ではマズいかもしれません。
預金額の元本は減ることはありませんが、そのままにしておいても、インフレが加速した場合、買えるものも減って、結果お金の価値が下がってしまいます。

ってことは極端な話、生活できなくなる可能性があるってことだよねぇ・・。
どうすっかな・・。
今回のテーマ、『銀行預金と金利』についてですが、そもそも“お金の増やし方”を学ぶべく、その先がけとして勉強しています。
なので、インフレ(物価高騰)について軽く触れておきたいと思います。
■そもそもお金の価値が下がるとは?
「お金の価値が下がるって、100円は100円のままじゃないか」
と思うかもしれませんが、それはその通りです。
しかし世の中、売っているモノの値段が上がりがちですよね?
例えば今100円で買えているものが、3年後には110円になっているかもしれません。
その場合、当然必要なお金の数が増える、つまり、モノの価値に対して、相対的にお金の価値が下がるという捉え方をします。
これがお金の価値が下がるということです。
■銀行の金利だけでお金を増やすのは難しい?
ハッキリ言ってしまえば難しいです。
それは今の金利に対して、世の中の物価上昇スピードの方が早いからです。
- 銀行金利:0.3%~0.5%⇒年に0.3%ずつ増える
- 物価上昇率:約2%~3%⇒年に2%ずつ増える
物価上昇率は現在の目安ですが、数字だけ見ると、1.7%の差があり、毎年それだけお金の価値が下がってしまいます。
単純に、預金額より消費額の方が増えていく可能性が高いということです。
■改めて銀行預金する意味とは?
「金利の意味がほとんどなくて、お金が増やせないならば銀行預金する意味がないのでは?」
と思われるかもしれませんが、それは考え方の違いです。
銀行預金は増やすものではなく、絶対に減らさないようにするボーダーラインと考えるべきです。
安全性は確証されているので、いざという時のための貯金をする場所と考え、自分の生活のベースとなるお金を守る場所と考えましょう。


なるほどね~、変な話これも保険みたいなものだと思えばいいのか。

そうですね、事実現在の日本のインフレに対して、どうしても銀行預金だけでやり繰りしていくのは厳しいものがあります。
銀行はお金に関して“守り”と考え、保管しておく場所と考えて生計を立てましょう。

そっか~・・、まぁいくら金利が高くてもインフレの方が高いんじゃどうしようも・・・?
“守り”ってことは“攻め”もあるってこと?

その通りです!
今回はお金の増える仕組みの分かりやすさとして、一番身近な“銀行”を上げましたが、本当に資産を増やすなら、“攻めの資金繰り”をした方が良いです。
その内の一つの方法として、今多くの人がやられている『NISA』があります。

あ~っ!
なるほどそれかぁ・・!
ってことは次回は『NISA』について勉強するってこと・・?
そんなわけで今回はここまでです。
まとめ
そんなわけで皆さんが普段利用する銀行、その預金と金利についての解説でした。
記事内でも言ってましたが、銀行預金だけでお金を増やし、やり繰りするのはとても難しいです。
実際にそのつもりで預金している方はほとんどいないのではないでしょうか。
これからの時代、どうしてもインフラを考えた場合銀行預金だけでは不安もあると思います。
ならば割り切って、銀行は守りのためと考え、資金を増やす攻めを勉強していきたい!
なので次回は、その代表的な方法として『NISA』について勉強していきます。
それではここまで読んでいただきありがとうございました!
前回の『雇用保険』はこちらから

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