情弱おっさんは学びたい30「介護保険」

今から学ぼう

今回は『介護保険』についてです。

初心者が知っておくべき、介護保険の基礎知識、保険料、サービスを受けるための要介護認定についてなど。

そして、「もし家族に介護が必要になった場合どうすればいいのか?」という流れについても解説しています。

もうすぐ40歳になるけど、保険料ってどうすればいいの?
もし身内に介護が必要になったらなにすればいいの?

そんな不安がある方は、記事を読んで基礎的なことだけでも学んでいきましょう!

保険とは、もしも時のためのものですが、今回は今までよりも、自分の行動が大切になってきます。


前回までの全2回『年金』についてはこちらから

この学びたいシリーズでは、実際に調べながら記事の内容を書いています。

左の吹き出しは、調べながらぼくが思った事をお色直しして載せています。

右の吹き出しは、テーマを学ぶにあたり必要な事をそのつどAIに聞いて、記事全体の流れに必要だと思った部分を書き出しています。

介護保険って何?

ぎんつば
ぎんつば

40歳になったら払わなきゃいけないんですよ、「介護保険料」。

唐突ですけど、今まで「健康保険」とか「年金」とか勉強してきたときに、チラホラAIにも言われてたんです、
「40歳からの介護保険が~・・」だの
「40歳からこの額に介護保険料も加わる~・・」とか。

これは流れでやんなきゃいかんでしょ『介護保険』!

ということで今回もよろしくお願いします。

AI
AI

年金に続いて『介護保険』ですね。

日本の社会保障制度について少しずつ知識がついてきてますね!

介護保険について基本的な仕組みを知っておくだけでも、これから払い始めるぎんつばさん始め、40歳を迎えられる方たちにとって安心感があると思います。

準備はできていますので、今回もよろしくお願いいたします!

ぎんつば
ぎんつば

今は不安もあるけど、勢いで知識を身につけていっちゃうぜ!

40からの出費が増えちゃうけど、今はそんなこと気にしてられないぜ!(ヤケクソ)

そもそも介護保険って何?

ぎんつば
ぎんつば

はい、落ち着いたところで、「そもそも介護保険って何ですか?

AI
AI

介護保険をひと言で言うと、「国民で費用を出し合って、介護が必要な人のために使う社会の仕組み」のことです。

いわゆる、年金と同じ「社会保険」の一つですね。

ぎんつば
ぎんつば

まぁこれも“皆で皆を支え合おう”ってことよね。

社会の一員なればこそ、助け合いが大事ってことだね。

では簡単に、『介護保険』の基本概要をまとめてみましょう。

介護保険の基礎知識の解説
  • 加入者(被保険者)
    40歳以上の全国民
  • お金の支払い
    加入者の保険料+国や自治体の税金(50%ずつ)
  • 介護を受けられる人
    原則65歳以上の介護や支援が必要だと認められた人
  • 介護の内容
    訪問介護やデイサービス

40歳~64歳の人でも、若年性認知症などの、国が指定した特定の病気になってしまった場合、介護のサービスが受けられます。

40歳未満の介護が必要な人は、障害福祉サービスなど、そもそも適用される制度が違っています

AI
AI

介護保険は、2000年から始まった比較的新しい制度です。

それまでは、「介護者はその家族がする」という風潮だったため、職場での介護離職などが問題となり、新しく見直されたことで生まれました。

現在は高齢化が進んでいるため、今後ますます重要になる制度ですね。

ぎんつば
ぎんつば

そんな最近・・っても26年前か・・。

確かに昔、介護離職ってワードは聞いたことあるかも。

介護にお金が必要なのに、人手が足りなくて結局稼げない
ってんじゃどうしようもないもんね。

この制度に助けられた人は思ったより多そうだ。

介護保険料はいつから・いくら払うの?

ぎんつば
ぎんつば

次は「介護保険料」について、40歳って言ってたけど、具体的に「いつからどれくらいの額を払うのか教えてほしいです」。

AI
AI

先にお伝えした通り、「原則40歳から支払いが始まります」。

しかし、支払い方については、「40歳~64歳と、65歳以上ではまったく違う」というのが特徴です。

ぎんつば
ぎんつば

65歳だと年金を貰い始める歳だもんね。

その辺が関係してくるのかな?

■40歳から64歳までの場合(第2号被保険者)

40歳から64歳までの人は“第2号被保険者”と呼ばれます。

  • 金額の目安(会社員)
    お給料やボーナスによって決まり、負担額は平均3,200円前後です。
    この額は会社が折半した額になります。
  • 金額の目安(フリーランス・自営業)
    所得や世帯人数によって決まり、全額負担になります。
  • 保険料の払い方
    会社員は給料から天引き、フリーランスや自営業の方は、国民健康保険料と一緒に納める形になります。

■65歳以上の場合(第1号被保険者)

65歳以上になると、“第1号被保険者”と呼ばれます。

  • 金額の目安
    平均額は6,225円ですが、住んでいる自治体や所得によって細かく分けられています。
  • 保険料の払い方
    手続きなどは必要なく、年金から天引きされる形になります。

どの年齢の方にも言えることですが、会社員ならお給料から天引き、フリーランスや自営業の方なら国民健康保険料に自動で合算、65歳以上の方なら年金から天引きされるので、介護保険料を払うことに関して、何か手続きをする必要はありません


ただし、年金を繰り下げ受給されている場合は、年金受給し始めるまで、65歳から納付書などを使い、自分で自治体などに直接支払いに行くことになります

ぎんつば
ぎんつば

ふむふむ、まぁ言ってしまえば何もすることはないけど、自動で支払い額が上乗せされると。

介護保険自体を知らないと単純にビックリするねこれは。

AI
AI

そうですね、そういった意味でも事前に知識として仕組みを知っておくのは、精神的にも優しいと思います。

健康保険などに比べると、保険料は少な目ですが、所得によって金額が増減するので、しっかり自分の所得と照らし合わせた算出が必要です。

ぎんつば
ぎんつば

年金と違うのは、65歳以上になっても払わなきゃいけないことだね。

高齢≠介護」ってことなんだろうけど、年金から天引きされるってなると、前回やった“年金だけで生活がまかなえない”ってのがより厳しくなるんだなぁ・・。

介護保険を使えるのはどんな時?

ぎんつば
ぎんつば

では次の質問、最初に「介護を受けられるのは介護や支援が必要だと認められた人」って言ってたけど、それってつまりどういう状況の人なのか

特定の病気の場合、40歳からでも受けられるみたいだけど、いまいちよく分かんないよね。

AI
AI

介護が必要な人とは、簡単に言えば「日常生活を送る上で手助けが必要かどうか」で判断されます。

この判定のことを要介護認定(ようかいごにんてい)”と呼び、2つのグループ、全7段階に分けられ判別されています

ぎんつば
ぎんつば

そんな細かく分けられてるんだ!

じゃあそれに応じて受けるサービスの内容も細かく変わるってことかな。

ではそのグループ分け、段階分けを見ていきましょう。
グループは“要支援”と“要介護”の2つに分かれ、それぞれで段階分けされる形です。

要支援と要介護のグループの解説

■要支援グループ

段階は1~2の2段階です。
このグループは、日常生活においておおよそ自分でも生活できているが、一部サポートが必要な人が割り振られています。

  • 要支援1
    立ち上がることに少し手助けが必要だが、他のことは自分でできる。
  • 要支援2
    立ち上がったり、動いたりするのに手助けが必要な人。
    身の回りにことにもサポートが必要。

■要介護グループ

このグループは1~5の5段階で分けられています。
数字が大きくなるほど介護が必要になり、入浴や排せつなど、日常生活における細かく親身な手助けが必要になります。

  • 要介護1(軽度)
    立ち上がることや歩行に安定がなく、身の回りの一部にサポートが必要。
  • 要介護2(中等度)
    自力で立つことが難しく、入浴など身の回りの全面的な手助けが必要。
  • 要介護3(重度)
    自力で歩くのが難しく、衣類の着脱や排せつにも自力では難しい場合。
  • 要介護4(おおよそ最重要)
    日常生活全般に手助けが必要で、認知症が認められる場合。
  • 要介護5(最重要)
    おおよそ寝たきりの状態に近く、身の回りのこと全てを自力ではできない場合。

主治医の診断や、自治体の判断によりこの中からその人に適切なグループが振り分けられる仕組みになっています。

ぎんつば
ぎんつば

へぇ~・・、パッと見ただけじゃそこまで違いは分からないけど、先に言ってたように日常生活ができるかどうかが判断基準なんだね。

単純な病気とは違って入院するってわけにもいかないから、これらを判断して生活を支えていくのは大変だなぁ・・。

AI
AI

その通りですね。

要介護者の場合、自宅でのサポートだけではなく、介護施設などへの入居もありますので、いかに周りの人たちが力を合わせてくれているかが分かると思います。

ぎんつば
ぎんつば

「高齢化社会で、介護保険の制度が重要になってくる」って言ってたのが、ようやく分かってきたかも・・。

介護保険でどんなサービスが受けられるの?

ぎんつば
ぎんつば

では次は受けるサービスについて。

施設とか自宅とかでお世話してもらうっていうのは何となく分かるんだけど、「具体的に介護保険ではどんなサービスを受けられるんですか?

AI
AI

受けられるサービスについて具体的に言うと、「“自宅”、“施設”、“環境”の3つの内容に分けることができます」。

ぎんつば
ぎんつば

自宅と施設は分かるけど“環境”って?

部屋にお花生けたり、お香焚いたりとか・・?

では支援や介護が必要な人が受けられるサービスを、大きく3つのカテゴリに分けて説明していきましょう。

■住宅サービス

主に自宅で暮らしていくための人のサービスです。

  • 訪問介護(ホームヘルパー)
    自宅に来てもらい、食事や入浴など、身の回りのことをサポートしてもらいます。
  • 訪問看護
    看護師に自宅に来てもらい、医療処置を始めとした医療サービスをしてもらいます。
  • 通所介護(デイサービス)
    日帰りで施設に通い、他の人との交流をしながら、身の回りのお世話をしてもらいます。
  • 短期入所(ショートステイ
    施設に短期間宿泊して、身の回りの手助けをしてもらいます。

■施設サービス

自宅での生活が難しくなった人のためのサービスです。

  • 特別養護老人ホーム(特養)
    常に介護が必要な人向けのサービスで、原則、要介護3以上で受けられます。
  • 介護老人保健施設(老健)
    病気の治療後、リハビリなどの医療サポートが必要な人向けのサービスです。

■環境を整えるサービス

福祉用具のレンタルや、自宅の改修など、その人が過ごしやすくするための環境を整えるためのサービスです。

  • 福祉用具のレンタル・購入
    車いすや電動ベッドなどを安くレンタルできたり、必要な日用品の購入費の一部を支給してもらえます。
    支給額は年間10万円まで。
  • 住宅改修
    手すりの取り付けやバリアフリー化のための改修費用を安く済ませることができます。
    工事費用は上限20万円までで、1~3割の自己負担で済ませられます。
AI
AI

これらのサービスは、どれも1~3割の負担で済ませられるため、支援・介護が必要な方はとても助かる仕組みになってます。

またどのサービスを選べば良いか分からないという方のために、専門家のケアマネージャーに相談して決めることもできますので、しっかり家庭とサポートが必要な方のためのプランを組むことができるんです。

ぎんつば
ぎんつば

へぇ~、まぁ介護が必要になったら何をどうするかなんて分からないもんね・・。

専門の人が助けてくれるだけでめちゃくちゃ心強いのは間違いない。

・・・って言ってて思ったけど、もし介護が必要になったら「何をどうすればいいんだろう・・?

家族が介護状態になったらどうすればいいの?

ぎんつば
ぎんつば

遠くない未来に、もしかしたら家族や親せきの誰かに介護が必要な時がくるかもしれない。

せっかく勉強して知識を得ても、そのときに動けなきゃどうしようもないよね・・。

なので、「もし家族に介護が必要になった場合、どうすればいいのでしょうか?

AI
AI

これはとても大事なことですね。

パニックにならないようにするのはもちろんのこと、そういった現実と向き合う心の準備にもつながります

大まかにですが、必要な流れを解説していきましょう。

ぎんつば
ぎんつば

ぶっちゃけ怖いよね、そうなってしまったら・・。

でも自分じゃどうしようもないのも分かるから、いざってときのために知っておいた方がいいね。

もし家族に介護が必要になってしまったら・・


そんなときは焦らず、次のステップで行動しましょう。

もし介護が必要になった場合の手順説明

■大まかな“介護の相談~サービス開始”までの流れ

  1. 市区町村の窓口で要介護認定を申請する
  2. 調査員が自宅を訪問して心身の状態を確認する
  3. 医師の意見書を取得する
  4. 審査・判定が行われる(申請からおよそ30日以内
  5. 認定結果が通知される
  6. ケアマネジャーと相談してサービス計画を立てる
  7. 介護サービスの利用開始

大まかに流れを説明するとこんな感じになります。

■具体的な“相談~サービス開始”までの流れ

今度は上記した流れを、大きく4つに分けて少し具体的に説明していきましょう。

  • 市役所の相談窓口、または地域包括支援センターへ相談する
    まずはサービスが必要な人が住んでいる地域の市役所の介護保険課か、地域包括センター(高齢者総合相談窓口)へ行きます。

    ※センターの場所が分からない場合、市役所に電話して聞きましょう。
  • 要介護認定の申請をする
    相談したのち、自治体から調査員がやって来て、自宅や病院などで認定調査が行われます。
    主治医の意見書も合わせて、申請から約1カ月後に“要介護度”が決定します
  • ケアマネージャーを決定する
    要支援か要介護の認定が出たら、ケアマネージャーを選びます。
    地域包括支援センターから事業所のリストが貰えるので、特につてがなければそこから選びましょう。
  • プランを作り、契約・サービスの利用開始
    ケアマネージャーが決まったら、本人やその家族の要望を踏まえつつ、“ケアプラン(介護計画書)”を作成してくれます。

    プランが決定したら、サービス業者と契約したのち、介護サービスがスタートします。

■もしもの時に、心に留めておくべきこと

  • もしサービスが必要な方が入院中なら、その病院の“ソーシャルワーカー”に相談しましょう。
    退院前から介護サービスのための準備(申請やケアマネの手配など)を進めてくれます。
  • 自分で全部行おうとすると、どうしても時間や人でが足りず、介護離職につながってしまいます。
    会社の“介護休養”や“時短勤務”の制度を使い、しっかり会社に相談しつつ生活を守りましょう。
  • 申請から結果が出るまで約1ヵ月ほどかかりますが、すぐにサービスを利用したい場合は、センターやケアマネージャーに相談すれば、暫定的にサービスを開始できます。
    サポートする側、される側の状態をしっかり見定め、必要だと思えば相談してサービスを利用していきましょう。
ぎんつば
ぎんつば

考えたくないことではあるけど、自分の親もそうだし、いつ誰の助けが必要になるか分かんないからね。

これは絶対知っておいた方がいいと思う。

AI
AI

今までの「健康保険」や「年金」とは違い、こちらは明確に「いざというときの行動」が求められます。

保険料の支払い方では特に気にすることがない分、しっかり行動手順や流れを抑えておきたいですね。

ぎんつば
ぎんつば

40歳って遠くない将来、不安になることもあるけど、基本的なことだけでも知れて良かったよ。

これからもその不安を少しずつなくしていこう!

まとめ

今回は『介護保険』ということで、実際に自身の周りでもお世話になっている方もいるかと思います。

実際に私の祖母も施設に入居しているので、他人事ではありませんでした。

それとは別に、自分に身近なことだと学べている実感がよりあるので、もしもの時はしっかり今回の知識を活かせればと思いました。

それではここまで読んでいただきありがとうございました!

次回は『雇用保険』についてです。


前回の『年金っていつからいくらもらえるの?』はこちらから

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