63年間の献血で240万人の命を救ったジェームズ 【金曜ミステリー 4/24 感想】

ミステリークラブの感想 エンタメ

4月24日放送の『金曜ミステリークラブ!!!』の中で紹介された、実際にあったニュースの感想記事です。

命を救われた男が命を救う、命のつながりを感じさせるこの話。

皆さんも記事を読んで、なにかを感じてもらえたら嬉しいです。

日本テレビ『金曜ミステリークラブ!!!』

番組概要

  • 毎週金曜 夜7時放送
  • 出演:ノブ(千鳥)、二宮和也

『金曜ミステリークラブ!!!』4月24日の放送内容・感想

今回の番組では「ケリガン襲撃事件」と「6人の受刑者の脱獄事件」の2つも放送されましたが、記事内での感想は「健康自慢なのに63年間も病院に通い続けた謎の男性」についてのみです。

ここに書かれた内容は、あくまで番組で放送された実際の映像・再現VTR」をもとに書いたものです。
例えば再現VTR内の出演者のセリフなど、実際の人物が言った言葉と異なる可能性があります
それをふまえてお読みください。
ご理解よろしくお願いいたします。

■健康自慢なのに63年間も病院に通い続けた謎の男性

オーストラリアのシドニーに、二週間に一度病院に通う謎の老人がいた。
名前は「ジェームズ・ハリソン」彼は健康であるにも関わらず、18歳から81歳になるまでの63年間、休まず病院へ足を運んだのである。


●ジェームズの未来を変えた手術

ことの始まりは1951年。
オーストラリア、シドニーで当時14歳のジェームズはとある手術を受けた。
肺の大部分を切除する大手術だ。
手術自体は成功したが、この手術中にジェームズのために成人男性3人分の血液が輸血された
約13Lという血に助けられ、ジェームズは奇跡的に生還をはたし、その後健康に過ごすことになるのだ。


ジェームズ18歳のある日。
輸血で助けられた彼は献血に通い始めた。
なぜかと言えば“恩返し”をしたかったからだ。
彼は感謝の心でいっぱいだった。
「血」で助けられた自分が「血」で誰かを助ける。
そうすることが自分にできる、誰か、ひいては世の中への恩返しになると考えたのだろう。
しかしそれは恩返しの域を超えた“救い”になるのだ。


特に何事もなく献血を終え、病院を後にするジェームズだったが、突然病院から呼び出される。
「すぐに病院に来ていただけますか?」
病院からこのメッセージを受けて、冷静でいられる人間はそういないだろう。
ジェームズはすぐさま病院へ向かい、医者に話を聞くことにする。
「もしかしたら何か重大な病気が発覚したのかもしれない」
一度大手術を経験した身からすれば、そう考えるのが普通だろう。
しかし医者から聞かされた言葉はジェームズの予想だにしなかったものだった。
君は、世界を救うヒーローかもしれない

輸血に使う瓶のイメージ図
●時代背景と世界初の特殊な血液

1960年代、世界ではとある問題が起きていた。
Rh式血液型不適合妊娠
私は医療従事者ではないので、具体的な解説は省くが、血液は「Rh+」と「Rh−」という2つのタイプに分類されるらしい。
母と子、異なるタイプの血液だった場合、赤ん坊が生まれる前にこの世を去ってしまうことがあるらしいのだ。
それも決して少ない数ではなく、毎年1万人にものぼっていた。
それをふせぐ手段がこの時代にはなかったのだ。


ジェームズの血液はその手段になりえた。
14歳の時に受けた大手術。
ジェームズはもともとRh−型だったが、輸血のストックが切れて、やむをえずRH+型を輸血したのだ。
その結果、ジェームズはRH−の血でありながら、Rh+の抗体が生成された、特殊な血液になっていたのだ。
あの大手術で生き残れただけでも奇跡だが、その中で起きたさらなる奇跡だった。


この話を医者から聞いたジェームズは、運命を受け入れ決意した。
自分の血で人々の命を救う運命だ。
世の中で問題になっていた異なるタイプの血液。
ジェームズの血はその2つをつなぐ架け橋だったのだ。
「この血で恩返しをする番だ」
そう思いジェームズは献血に通い始める。
18歳の若さにして、自分なりのやり方で人の命を救う覚悟をもった青年の誕生である。


1968年、ジェームズの血液をベースに「抗D人免疫グロブリン製剤」が開発された。
世界で数多くの妊婦が、これにより子どもの命を守ることができたのだ。
実際に子どもが救われた母親はこう言った。
「製剤がなかったと思うと・・・。それによりどれだけの命が救われたか。感謝の気持ちしかない。」

注射器のイメージ図
●人生をささげた究極のボランティア

例えば妊娠中、医者に「あなたの血液で赤ちゃんに悪い影響があるかもしれない」と言われたら、母親からしたらたまったものではないだろう。
当時を考えれば絶望だ。
しかしたった1人の血液がそれを救った。
2週間に1度病院へ献血に行くなんて普通ではない。
文字通り自身の一部をささげているのだ。


ジェームズが18歳から始めた献血は、その後63年間続き、81歳のある日とうとう“ドクターストップ”がかかった。
彼の人生をかけた恩返しは、彼の血が救った多くの命に立ち会われながら幕を閉じた。
その時のジェームズの嬉しそうな顔が印象的だった。
やり切った男の顔だ。
世にも珍しい81歳のヒーローだ。
病院のベッドで献血をするジェームズの姿はとても大きく思えた。


「周りは、あなたはヒーローだと言うけど、私はただ自分にできることをしているだけです」
インタビューにそう答えるジェームズが、生涯で献血した回数は実に1,173回
救った命は240万人以上だ。
ジェームズはこれを一切の報酬を受け取らずに行った。
まさに究極のボランティアだ。
世界中がヒーローを称えた。
謙虚で寛大で実は注射が大嫌いだったという1人の男を。

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まとめ

世界中の命を救ったヒーローのニュース感想でした。

純粋にスゴイしカッコいいですよね!
命を救われた経験がないので何とも言えないのですが、そこまでして世界中の命を助けようとするのかなと。

もちろん助けられるに越したことはないですが、それでも2週間に1度病院に行くのは、病院嫌いな自分からしたら本当に尊敬です。

ジェームズさんの血は、これからもいろんな人の命を救っていくのでしょうね

それではここまで読んでいただきありがとうございました!

大それたことを言わず、まずは目の前の誰かを救えるようになりたいですね。

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