4月27日放送の『YOUは何しに日本へ?』の感想記事です。
- 梅原さんに憧れる、オーストラリアの格闘ゲーマー
- わんぱく相撲に出場する、ウクライナの小学生男子2人組
自分の感想や推察を交えながら、この2つの内容で記事を書きました。
読んで共感していただけたら嬉しいです。
YOUは何しに日本へ?
番組概要
- テレビ東京にて毎週月曜よる6時25分より放送
- 出演:バナナマン
- ナレーター:ダニエルカール
4月27日の放送内容と感想
番組内では外国の方のことを「YOU」と表現しますが、記事の感想では「Kさん」など、アルファベット表記しています。
そちらの方が感想が書きやすく、感情移入しやすいと思ったので、ご理解よろしくお願いします。
■オーストラリアの男性:日本へ来た背景
オーストラリアから格闘ゲームの大会に出場するために来日しました。
大会で優勝し、自身が尊敬するプロゲーマーの梅原大吾(うめはらだいご)さんに会い、感謝を伝えるために、並々ならぬ決意をもって準備してきたようです。
■オーストラリアの男性Lさんの密着取材の感想
自分の人生に影響を与え、自分もその道に進むきっかけになった相手に、感謝を伝えるという一心で大会に挑む気概がすごいと思った。
Lさんの行動一つ一つから梅原さんへの尊敬の念が感じられる。
あくまで「大会で結果を残さなければ梅原さんに会う資格がない」と自身を律しているのも、信念が一貫していて格好良いと思った。
●梅原さんの勝負メシで気合を入れる
密着取材が始まり最初に向かったのは、秋葉原にあるラーメン屋「九州じゃんがら」だ。
1984年に創業したとんこつラーメンの名店である。
Lさんがなぜここに来たかといえば、梅原さんが好きなラーメン屋だからだ。
“自分が好きな人の好きなものを好きになりたい”
いたって普通のことだ。
梅原さん自身も大会前にここで腹を満たし、勝負に臨んでいたらしい。
要は「勝負メシ」なのだ。
いわゆる“聖地巡礼”の意味もあったのだろうが、Lさんも大会に臨む身。
梅原さんにあやかって気合を入れる意味もあったのだろう。
店内に入り席に着いたLさんは、どこか落ち着かない様子だった。
「緊張してきた・・」と声をもらしながら、注文したラーメンを待つ。
水を飲む回数も増えながら、いよいよ梅原さんの勝負メシが運ばれてくる。
ラーメンを前にしたLさんは、感動のあまり声を震わせていた。
「どんなラーメンよりもウマそうだ」と言いながら、その見た目、匂いを感じていたのだろう。
自身の尊敬する人の好きなもを食べることがどれだけ嬉しいか。
それは本人にしか分からない。
私自身、観ていてお腹が減ってくるくらいには美味しそうなラーメンだと思うが、さすがに感動とまではいかない。
それほどLさんにとって、梅原さんは偉大な存在なのだ。
もしかしたら尊敬という言葉では足りないのかもしれないほどに。
緊張して箸を持つ手が震えているのがそれを表している。
しっかり味わい、堪能し、スープまで飲み干したLさんは、嬉しそうな顔をしながら余韻に浸る。
「このラーメンのおかげで明日は優勝できる気がする」と言い、その顔には嬉しさと自信が満ちていた。
単純に腹が満たされただけでなく、それ以上のパワーを得られたのだろう。
勝負メシとはそういうものだ。
●迎えた世界大会と予期せぬハプニング
迎えた大会当日。
決戦の場は「有明GYM-EX(ジメックス)」
プロ、アマチュアを含めた9000人が出場する、格闘ゲームの世界大会がここで開かれるのだ。
Lさんは昔から何をやっても長続きせず、情熱を持てるものがなかった。
そんな自分の人生に熱を入れてくれたのが梅原さんだ。
プレイ画面を観ながら衝撃を受け、自分も梅原さんのように強くなりたいと思ったのだ。
毎日3時間、格闘ゲームの練習を欠かさず行い、母国の大会で優勝するまでに至った。
まさに人生をかけた目標。
そしてその先にいるのが梅原さんなのだ。
だからこそLさんがこの大会にかける想いは強い。
勝負メシも食べ気合を入れ、自分に合わせたゲーム用のコントローラーも自作した。
Lさんは強いまなざしで会場に向かう。
「梅原さんがいたからここまで頑張れた」
その気持ちを、大会で優勝して本人に伝えるために。
ゆるぎない意志のもと、同じ参加者が集う会場に身を投じる。
会場入りし、どれ位の時間が経ったのだろうか。
いよいよLさんの初戦だ。
対戦相手と軽く挨拶を交わし、自作のコントローラーをセットする。
・・・はずだった。
できなかった。
あろうことか、コントローラーをつなげるためのアダプタを忘れてきてしまったらしい。
「え~・・マジか・・・」
これは観ながら私がつぶやいた言葉である。
ここまで準備してきたのにそれはないだろうと。
もったいなさすぎる。
大会ではアダプタの貸し出しは行っておらず、Lさんは結局コントローラーをレンタルし初戦に臨んだ。
結果は残念ながら負けてしまった。
観ている私としては、「自作のコントローラーが使えてたら・・・」と思わざるをえない。
Lさんは顔に悔しさを滲ませながら肩を落とした。
その気持ちをインタビューに答えている近くを、尊敬する梅原さんが通った。
・・・がLさんは話かけなかった。
「自分ではまだ梅原さんに話しかける資格はない」
そう言いながら自分で決めた信念を通した。
最後の最後でもったいないとは思ったが、Lさん自身はまた来年の大会に向けて気持ちを切り替えているようだ。
次こそ準備をおこたらず、結果を残して梅原さんに自信の言葉を伝えてほしい。

■ウクライナの男子2人:日本へ来た背景
2人の小学生は、5年生(H君)と6年生(Y君)。
ウクライナで行われた10歳と11歳の相撲大会でそれぞれ優勝したらしく、日本の相撲大会に招かれ、母親、コーチと共に来日しました。
ウクライナでも相撲は人気のスポーツで、その少年代表として結果を残すべく、歴史ある相撲の大会「わんぱく相撲」で優勝を目指します。
■ウクライナの男子H君とY君の密着取材の感想
まだ小学生でありながら、国の代表として来日し、優勝を目指す2人の気持ちが熱かった。
未体験の土地で不安もあるなか、懸命に相撲稽古に取り組み、大会のさなかには2人の友情もかいま見えて、ナイスコンビな少年力士たちだった。
●本物の力士、土俵、相撲稽古
わんぱく相撲大会前日、出場前の最後の稽古に向かうH君とY君。
向かう先は相撲部屋だ。
同じウクライナ出身の力士、「獅司関」が所属する『雷部屋(いかづちべや)』だ。
到着する2人をまわしをつけた力士が出迎える。
文字通り大人と子どもだが、さすがは力士、それ以上に差があるように見える。
2人は緊張もあってか口数少なく中に入ることに。
しかし入ってすぐに表れたのは、引き締められた土の上、円状の、簡素だが言い知れぬ迫力をただよわせる闘いの場、土俵である。
2人は自国で相撲の練習する時、レスリング場や柔道場で行っていた。
本物の、土の土俵を直に見るのは初めてだったのだ。
「スゲェ!」
「カッコイイ」
少年らしい感想をこぼしながら。これからの稽古に期待を高めているようだった。
稽古に付き合ってくれる3人の力士。
本物の相撲を肌で感じてもらうべく、文字通り一肌脱いで力を貸してくれるようだ。
・・・しかしでかい。
少年2人がやせ型なのもあるが、比べると3人の力士はまるで巨岩。
土俵だけでなく、本物の力士を見るのも初めてだった2人は、その巨体に気圧され、緊張しながらも稽古を受けることに。
四股、テッポウと、順調にこなしていく。
ぶつかり稽古では、自分の何倍も重く、何回りも大きい相手に、少年たちはぶつかっていく。
固い土俵を足でふんばりながら、渾身の力を込めて力士たちを押し出しだす。
歯を食いしばり、首に筋をはしらせ、必死の猛攻だ。
“本物の相撲を肌で感じる”と言っていた通り、力士たちは少年たちのぶつかりを受け止め、その重さ、硬さ、強さを伝えているのだ。
翌日の大会での勝利を願って。
稽古終了後、用意された大鍋。
雷部屋特製の塩ちゃんこを前に、その多さに2人は驚いているようだった。
野菜たっぷりの美味そうな鍋だが、さすがに力士と同じ量を食べるのはやめたようだ。
力士は丼3杯を食べると聞いた時の2人のあ然とした表情が印象的だった。
最後に明日に向けて背中を押されながら、2人の少年は雷部屋を後にする。
夕方になり、夕食を食べるため町を歩くと、一行を出迎える大柄な人物。
元大関の琴奨菊(ことしょうぎく)だ。(以下、大関とする)
実は大関は、2人が出場するわんぱく相撲の大会に出場した経験があり、それがきっかけで相撲の道に進むことになったらしい。
相撲の魅力を知ってもらいたいからと、大関自ら一行を食事に誘ったのだ。
食卓に着きながら、目の前の少年2人のことを話す大関。
「ぜひ会いたい」と思ったらしい。
決して単純な興味ではないだろう。
優しい顔を2人に向けながら話す大関の目には、2人の大会への鼓舞、そしてこれからの未来への期待が込められているようみ見えた。
私は相撲に詳しいわけではないが、それでも大関の位がどれほどのものか、何となくは分かる。
同じ“わんぱく相撲”つながりということで、昔の自分と重ねていたのかもしれない。
大関と共にする食卓。
出てきたのはまさかの「塩ちゃんこ」
場の空気が一瞬固まったのが分かった。
悪いと思ったが少し笑ってしまった。
相撲=ちゃんこ、というイメージは確かにあったが、よりによって大会前日にかぶらなくても。
とは言えそれはそれ、美味しいものには違いなく、2人は味わい英気を養う。
大関は最後に、「前を向いて強い気持ちで頑張ってくれ」と励ました。
これ以上ない激励だっただろう。
●いよいよ開催される「わんぱく相撲」
両国国技館。
言わずと知れた相撲の聖地である。
H君とY君の少年2人が出場するのは、『第38回わんぱく相撲全国大会』
出場人数は日本全国と、モンゴル、ウクライナから集まった、小学4・5・6年生の男子約300人だ。
学年別に優勝を目指すこの大会、2人はそれぞれ5年生、6年生での優勝を狙う。
始まる前から熱気があふれるこの聖地で、2人の闘いが始まる。
5年生、H君の初戦。
相手は日本人、体重差は2倍以上の大柄な少年だ。
懸命にぶつかっていくが、残念ながら初戦で敗退となってしまった。
負けてショックを受けていたが、スタッフのナイスファイトの声に少し笑顔を見せた。
6年生、Y君の出番だ。
出番の1時間前、支度部屋でその時を待つY君。
日本人の少年力士に囲まれる中、一人で頭を抱えながら不安そうにしていた。
馴れない異国の地、言葉の壁もある中、いくら相撲経験があるとはいえすんなり馴染めるものではない。
・・・が、そんなY君もとにH君が表れる。
応援に来たのだ。
初戦で負けて悔しさいっぱいの中、友だちのために動けるのは、純粋に尊敬だ。
不安そうなY君の背中に手を当てながら励ますH君。
「落ち着いてやれば大丈夫。君なら勝てる」
そう言いながら笑顔を見せる。
その声と表情に、Y君も顔がほころぶ。
先ほどまでの不安な顔はどこへやら、その目には闘志を燃やし、Y君はいざ大舞台への向かうのであった。
H君の応援もあり、1回戦、2回戦、3回戦と順調に勝ち進むY君。
自分よりも大きな相手にもひるむことなく、ぶつかり、力で勝てない相手には技術で崩し、その体躯に似合わぬポテンシャルを発揮していく。
単純に上手い。
残念ながら、Y君は4回戦で負けてしまった。
それでもベスト16。
とても立派な結果だ。
少しだけ悔しそうにも見えたが、それでも全力をつくしてやり切った顔をしていた。
「ここまでこれたのは、Hのサポートのおかげです」
そう言い、H君と2人で肩を組んだ。
2人にとって今回の来日は、本場の相撲に触れて、新しい経験、発見をして成長できた貴重な体験だった。
しかしそれよりも、2人の間にある絆がより強いものになったことこそが、なにより素敵な体験だったに違いない。
最後に、番組スタッフの計らいで、2人は、ウクライナ出身の力士、「獅司関」に会えることになった。
同じ故郷同士、話が弾むのかと思いきや、2人はともかく獅司関の方も少し緊張気味のようだ。
2人の少年は聞く
「目標を達成するために、大事にしていることは何か」と。
獅司関は答える
「明確な目標を自分に課して、他人の目を気にせず邁進すること。そうすれば何事もうまくいく」
最後にウクライナの力士同士、お互いにこれからの健闘を約束した。
きっと2人がはその言葉通り、これから邁進していくのだろう。
そして将来、日本で再びまわしを取り合ってほしい。

どこで観れる?見逃し配信は?
見逃しはいつもここです
梅原さん御用達のラーメン屋「九州じゃんがら」はこちらから
まとめ
今回はそれぞれ違った形で日本に闘いに来た外国の方たちの話でした。
当たり前ですが、皆さん違った理想を胸に勝負に挑んでますね。
今さらですが、日本の大会で外国の方を応援するのはちょっと変な感じです。
特に日本の国技で日本人も出場する中、外国の少年を応援することになるとは思いませんでした。
でもそれだけ熱がありましたし、2人の友情も良かったです。
できればこれからも相撲を続けて、立派な力士になってほしいですね。
それではここまで読んでいただきありがとうございました!
勝負メシ食って、今日も明日も頑張りましょう!


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